対馬のパワフルかつ観光客OKな雰囲気を持つ神社を、これまた筆者の独断と偏見でご紹介します。
対馬は神社の宝庫
対馬の神社は多いですが、パワフルかつもともとの神様がずっと土地をお守りしているからか、
観光客に対してはあまりフレンドリーな雰囲気は醸していません。
そんな対馬の神社を参拝された方々は、独特の雰囲気を感じて感動されたり、ときには圧倒されたり。
神社によっては、ピリリと刺すような空気を感じる方もいるかもしれません。
在住者ですら近寄れない（お呼びがかからない）神社や神域もあります。
ですので、特に観光目的のみなさまには畏敬の念を持ってお参りいただきたいのですが、筆者が参拝できた神社の中で比較的観光客の方を受け入れる雰囲気を持っているのが
以下に挙げた神社です。
おすすめ順にマップも挙げておきますね。
対馬の神社のお参りのしかた
対馬の神社は独特の雰囲気とパワーが漲っています。お参りのしかたが、他の地域と違うのか？と思われるかもしれませんが、基本的な参拝方法で大丈夫です。
手水で手口を清め、お賽銭を入れ、鐘を鳴らし、二礼二拍手をして心の中で住所と氏名を唱え、ここまで無事で来られた御礼とご挨拶をし、一礼をして直ります。
鳥居の前では一礼をすると良いでしょう。
厳原八幡宮（厳原町）一番おすすめ
いづはらはちまんぐう、と読みます。
厳原港のある厳原市内中心地にある神社。対馬の中心地にある大きな神社なだけに、観光客や参拝客が毎日訪れます。
個人的には対馬に来たらまずご挨拶で参拝いただきたい神社です。
なんとなくですが、この厳原八幡宮を中心に対馬の神様ネットワークが構築されている気がします。
ここにご挨拶することで、他の排他的（？）な神社のハートを開かせるかもしれません。
お参りしたら、まず自己紹介（住所氏名）とご挨拶を心の中で述べるようにいたしましょう。
ここでは、手書きの御朱印が受けられます。
有料の宝物殿が奥にあり、宗家初代藩主宗義智が奉納した絵馬などが保管されているなど一見の価値あり、です。
木坂海神神社（峰町）
きさかかいじん神社、と読みます。
峰町の東海岸沿いにある対馬一宮。どこからも距離がありなかなか行きにくいところにありますが、浄化力がとても高いです。
木坂海神神社は、ある時期に対馬で一番格式が高い神社として認められました。
階段が100段以上あり、本殿にお参りするのに足が筋肉痛になるほどですが、
階段を登り切った正面に姿を現す本殿が光るように見えるのは私だけではないはずです。
お参りするときは、願掛けではなく感謝とご挨拶をするようにいたしましょう。
御朱印は和多都美神社で受けられますが、不在の場合もあるため事前に電話にて確認するのがおすすめです。
和多都美神社（豊玉町）
わたづみ神社、と読みます。
本来はあまり多くの参拝客を受け入れるための神社ではなかった（ように感じる）和多都美神社。
地元住民が折々に小船で参拝するような、ひっそりとした趣のある神域でした。
けれど、宮島の厳島神社のモデルと言われる海中鳥居や三柱鳥居などの「映える」景観が話題を呼び、韓国からの観光客が爆発的に増えてからは雰囲気を保てなくなった時期もあったようです。
今では対馬で一番の人気を誇る和多都美神社。
神社のもともとの雰囲気と人気のバランスを保つことに苦心する様子を見ると、参拝する私たちの姿勢が問われているかもしれません。
参拝するときは、心静かにお参りするようにいたしましょう。
御朱印は、受けられるときと受けられないときがあります。
天神多久頭魂神社（上県町）
あまつかみたくづたま神社、と読みます。
こちらも本来は地元の神職と一部住民だけが参拝を許された、一見してクローズな雰囲気を持つ神社です。
案内板や由緒書もなく説明がほとんどないのですが、こちらの宮司さんの話を聞く限り排他的な雰囲気はなくむしろ陽キャな神様を感じます（偏見です）
お参りに来た人には、その神様のパワーがたくさんいただけますので、受け取りたい方は受け取ってくださいね（これまた偏見です）
島の南端にある多久頭魂神社の対をなす神社のようです。御朱印やグッズの販売などはしていません。
対馬の神社を訪れたときに注意すること
この神社に行きたい！と思ってコースを組んだのはいいけれど、当日雨に降られた・・・対馬アルアルです（笑）
もしかすると、その神社の神様にあまり歓迎されていないかもしれません。無理せずルート変更しましょう。
もし、訪れた神社の鳥居の前に立ったときに「こわい」という感覚を持たれたら、無理せずに鳥居の前でお辞儀をしてその場を離れてください。
無理して進むと（決して脅すつもりはありませんが・・）天候悪化で対馬を出られないなどその後の旅程に支障をきたす恐れがあります。
お導きを待ちましょう！
ここにご紹介しておきながらもあまりおすすめする神社が多くないのは、対馬の神々が持つパワーが強すぎて軽い気持ちでおすすめできる場所ではないからでもあります。
それでも「対馬の神様に触れてみたい！」と思われた方は、ご縁のあった神社に心静かに相対してください。 ひょっとしたら大歓迎をうけて、その後の旅程にミラクルが起こるかもしれません！
まとめ
今日の記事は参考になったでしょうか？対馬観光のヒントになれば嬉しいです！
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