対馬旅行はいくら?東京羽田空港から試算してみた
国境の島と呼ばれる対馬。韓国の真下にある、と言った方がイメージに近いでしょうか。
東京からは約1,200㎞離れているので、とても遠いイメージがありますが、都市圏から飛行機に乗ってしまえば半日で対馬に到着します。
そんな対馬は、いくらくらいの費用がかかるものでしょうか?どんな順番で手配すればよいか?
東京羽田空港起点で一緒に考えてみましょう!
ちなみに対馬へのアクセスは空港だけではないので、対馬へのアクセスを調べたい人はこちらもご覧くださいね。
ざっくり結論:対馬旅行の費用
対馬旅行の費用は、交通手段や宿泊施設、食事や観光などによって異なりますが、大都市圏から対馬への観光旅行は1泊2日で12万円から20万円程度が目安です。
航空券は時期や予約状況によって変動しますが、往復で約6万円から10万円程度が相場です。宿泊施設はホテル・旅館や民宿、ペンションなどがありますが、一泊あたり約7千円から1万円程度が相場です。食事は地元の食材を使った料理が楽しめますが、ランチは約1,000円/一人、夕食は4,000円/一人程度。観光はレンタカーを利用すると便利ですが、レンタカー一日あたり約6千円程度(プラス燃料代)が相場です。また、入場料や体験料なども別途かかります。
以下、各項目ごとにまとめていきますね。
対馬空港への乗り入れはANA系列
対馬は空港がありますので、羽田空港から福岡空港もしくは長崎空港経由で乗り入れが可能です。
対馬空港に乗り入れている航空会社はANAとORC(オリエンタルエアブリッジ)の2社。ORCはANA系列ですので、普段ANAを利用している人はマイルもたまります。JAL派の方は長崎空港経由ならJAL枠が若干あるそうです(裏技です)。
ANA予約アプリを活用しよう
ANA予約アプリをお持ちでない方はぜひスマホにインストールして、そこから予約しましょう。羽田から対馬を予約画面で検索すれば自動的にお得な時間帯、割引適用後の金額が表示されます。
対馬は「乗継割引」が自動的に適用になります。同時に往復チケットを予約すると「往復割引」も同時適用になります。
ちなみに2024年1月に、同年7月土日の羽田対馬のチケットを検索すると往復で53,260円/一人でした。
ANAの「旅割」「特割」であるスーパーバリュー75や55が残っていたので、半年以上早めに抑えるとこんなに安く飛べるものなんですね!
通常、旅行計画は2か月前に予約をするとして、今からですと2024GWですかね。
2024年GWの羽田対馬往復チケットは、1月にチェックした時点だと62,510円/一人でした。
対馬への飛行機は冒頭のジェット機ではなく、プロペラ機になります。搭乗人数が限られるため、離島とはいえ満席になりやすいです。対馬旅行の第一歩は往復の飛行機チケットを取得することから始まります!
チケットの離着陸時間が重要!
金額に気を取られて、時間帯を適当に選んでいませんか?せっかく1,200㎞も離れた対馬に降り立つのですから、滞在時間を考慮に入れてチケットを選びましょう。
どの時間帯が最適か?実はこれには正解があります!
10時30分に対馬着陸、16時以降に離陸すべし
一日がフルに使えるのであれば、羽田空港を早朝7時台に離陸し、10時30分に対馬に着陸する乗継便を選択しましょう。ただし、この便は福岡空港を経由しますので、福岡空港の滑走路が混雑すると離陸が遅れがちです。また、その便に集中しやすいのでチケットが取りにくい便でもあります。
離陸は対馬発16時もしくは17時20分の便を選びましょう。レンタカーを島内移動手段にすると、離陸の1時間前には返却を促されますので、対馬滞在時間を延ばして二日目を満喫するために、午後遅い時間帯がおすすめです。
この時間帯で1泊2日の往復チケットを入手すると、対馬滞在時間は30時間ほど。滞在時間中にランチ2回、朝食・夕食がそれぞれ1回ずつできます。
対馬発最終便は19時30分~20時です。この便を選ぶと羽田空港着は22時になります。若いときはこの便を利用したこともありますが、自宅に深夜に着いてしまうことを考えると、対馬を夕方に発った方がバランスが良いと感じます。対馬最終便を選んだら、空港近くで夕食を済ませるという選択肢も出てきます。
島内移動はレンタカー一択
航空チケットを入手したら、次はレンタカー予約を。この貴重な30時間を有意義に活用するためには、レンタカーを予約するのがセオリーです。
おすすめは、バジェットレンタカー対馬空港店。土地勘のない人にもわかりやすいようにマップコードから観光地を目的地セットできる機能が全車に搭載しています。希望すれば手作りのガイドブックを貸してくれます。接客も素晴らしいです♪
レンタカー料金はコンパクトカーで一日6,000円程度。返却時にガソリン満タンにする必要があります。対馬のガソリン料金は、離島だけに高いです・・2024年1月時点でのレギュラーガソリンは190円/L程度。二日間借りて、14,000円くらいでしょうか。割引制度もありますので、実際はもう少し安いかも。レンタカー各店舗にお問い合わせくださいね。
ホテル予約は、観光コースを決めてから
レンタカーを予約したら、次はホテルを予約してしまいそうですが、ホテルは下対馬エリアと上対馬エリアに分かれているので、観光ルートを決めた後にどちらのエリアに泊まるか決定します。
対馬は、来てみないことには実感できないのですが、大きな島なのです。北端から南端まで高速道路もないので、山道を2時間運転することもあります。貴重な滞在時間をフルに使うために、観光コースの設定は対馬旅行前には必ず必要です。
宿泊施設はいろんな種類がありますが、対馬には上対馬エリアの比田勝と、下対馬エリアの厳原にそれぞれ「東横イン」があります(ツアー客が多い観光シーズンはすぐに埋まります)。目安のために東横インのシングルルームは6,800円(朝食無料)です。
観光コースはどう決めたらいい?
対馬観光スポットは意外にたくさんあるので、正直に言うと30時間では到底回り切れません。季節と目的によってコースを設定し、行きたいところが途中で見つかったら、次回に持ち越し・・という感覚です。他の記事で観光コースについて記述していますので参考にしてくださいね。
対馬グルメは事前に予約を
観光コースが決まったら、ランチ、夕食のエリアも決まりますので、そのエリアで評判のお店をチェック・予約しましょう!費用は、ランチで1,000円×2回、夕食で4,000円×1回、朝食で1,000円で合計7,000円。
「対馬の飲食店に予約が必要なの?!」と言われそうですが、対馬の飲食店のほとんどは「不定休」。これは何を意味しているかというと「いつ開いているか不定」ということなのです(笑)商売気のない対馬の商人なのです!!
なので、絶対ここで食べたい!と思ったら電話予約してしまいましょう。当日ふらっとお店に入っても、断られる可能性があります。
対馬で食べておきたいおすすめグルメについてはこちらの記事をご参照ください。
お土産は個人差が大きいが・・
対馬はお土産の種類も豊富ですので、費用は個人差が大きいですが、感覚的には10,000円くらいでしょうか。
対馬のお土産についての記事はこちらをご参照ください。
対馬1泊2日費用合計は
飛行機チケット(特割)、レンタカー代、ホテル代、食費、お土産代を足していくと一人1泊2日で10万円になりました。参考になれば幸いです。半年前に準備を進めれば国境の対馬もお得に観光できますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
今日の記事は参考になったでしょうか?対馬観光のヒントになれば嬉しいです!
当宿泊施設「ひのき山荘対馬」は、「友達の別荘に来たかのような気楽さ」を味わえる一棟貸切型コテージです。島旅を対馬で満喫したい方にぴったりのお宿ですので、ぜひご検討くださいね!
ひのき山荘対馬について知りたい方はこちらへ。
また、管理人せりにゃんは対馬観光ガイドも受付中です。
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