壱岐までは行ったことあるけど・・
九州在住あるあるですが、博多からフェリーに乗って壱岐までは行ったことがある人が多いものの、対馬までは行ったことがないそうです。
壱岐まで来たら、一日遊んで日帰りで博多港に戻れるので、その奥の対馬に行こう!とは普通は思わないですよね。
さらに九州以外在住の方は、「壱岐対馬」とテレビで表現されることが多いので、壱岐と対馬がすぐ近くだとイメージされている方もいらっしゃいます。
実際には、壱岐と対馬は70㎞離れているんですが・・!!
壱岐に行ったら、もれなく対馬がついてくるわけではない、ということを対馬を代表して叫びたいと思います(笑)
壱岐止まりではもったいない、奥深い対馬も楽しんでほしい・・!
ということで、壱岐対馬観光が可能になるアクセスを調べてみました。ご参考になれば嬉しいです。
まずは、壱岐へのアクセスをおさらいしますね。
壱岐までのアクセスは2通り
壱岐までのアクセスは2通りです。
・博多港から壱岐
・唐津から壱岐
どちらもフェリー・高速船での移動です。壱岐空港はありますが現在稼働していないため壱岐への空路はありません。
なので、関西・関東からお越しの方は、一旦福岡まで来ることになります。
(福岡の夜も、それはそれで楽しいんですが・・)
ここでは、福岡(博多港)からの壱岐対馬へのアクセスを考えます。
福岡から対馬(のみ)へのアクセスはこちらの記事をご参照くださいね。
博多港から壱岐対馬へのアクセス(高速船の場合)
壱岐から対馬までの移動手段は、高速船(ジェットフォイル)とフェリーがありますが、高速船の利用の方が島への移動時間を短縮できます。
フェリーでの移動については、後述しますね。
時刻表はたまに変動しますし、臨時配船やドック配船時は船便が減るときもありますが、基本配船でシミュレーションしてみます。
福岡(博多港10:30発)→対馬(厳原港12:45着)
博多港を朝10時30分発の高速船に乗ると、壱岐を経由して対馬厳原港に12時45分に着きます。
厳原か鶏知周辺でランチをとり、夕方まで観光し、対馬に宿泊します。対馬観光が6時間ほど可能です。
厳原城下町周辺のみの観光なら、レンタカー不要でまわれます。
詳しくはこちらのブログを参考にしてください。
対馬(厳原港6:50発)→壱岐(芦辺港7:50着)
翌日7時前に厳原港から出航する高速船に乗り、8時前に壱岐芦辺港に着きます。そこから4時間以上壱岐で観光が可能、博多港へ帰る時間も選べます。
壱岐(芦辺港14:10発or郷ノ浦港17:00発)→1時間で福岡(博多港着)
通常配船だと、壱岐芦辺港発14時過ぎもしくは壱岐郷ノ浦港17時頃発どちらも博多港に向かいます。
壱岐は、芦辺港と郷ノ浦港の二つを利用しますので、間違えないようにしましょう。芦辺港と郷ノ浦港は車で約30分の距離になります。
日帰りで壱岐・対馬二島を観光することは可能か?
結論から言えば、可能です。ただし帰りは飛行機利用になります。
博多港発8時~壱岐に9時着、壱岐を11時40分に出て対馬に向かうと、対馬厳原港に12時45分に着きます。
高速船で対馬からその日のうちに博多港に戻ろうとすると、13時発折り返しの高速船に乗るしかないのですが、対馬には福岡行きの飛行機があるので、最終便19時30分発福岡行に乗れば、壱岐で2時間、対馬で6時間観光が可能です。 ただ、それで壱岐や対馬を制覇できるかと言えば人それぞれですが、下見にはなるかもしれません。
博多港から壱岐対馬へのアクセス(フェリーの場合)
前述しましたが、フェリーは博多港から壱岐まで約2時間、壱岐から対馬までも約2時間半かかります。往復フェリー利用で2島巡りをシミュレーションしてみますね。
夜行フェリーに乗船(0:15博多港発)
まず、博多港から夜12時過ぎに出港する夜行フェリーに乗船し、対馬を目指します。
フェリーの2等客室(一般席)はゴロンと横になれる桟敷席。出航時にレンタルできる毛布をGETして壱岐対馬観光に備えましょう。
早朝に対馬到着(7:00対馬着)
対馬厳原港に早朝5時前に着きますが、7時まで船内で休憩(仮眠)できますので、7時にレンタカーを借りてそこから一日観光できます(上記のとおり城下町のみの観光ならレンタカーなしでも可能)。
対馬厳原港(15:30対馬発)→壱岐郷ノ浦港(17:30壱岐着)
15時半頃に厳原港から出航し、壱岐の郷ノ浦港に17時半頃に着きますので、郷ノ浦港周辺で夕食と宿泊が可能です。
壱岐郷ノ浦港(17:45発)→博多港(20:10着)
翌日、郷ノ浦港から17時45分くらいに博多港に出発するフェリーに乗船、博多港に20時すぎに着きます。
フェリー利用の場合は、週末で考えると金曜日夜から日曜夜まで時間を使うことになりますが、壱岐も対馬もそれぞれ一日観光が可能です。
フェリー移動は意外に楽ちん
また、フェリーは高速船より安価で、移動時間中は横に寝転んで仮眠ができるというメリットがあります。
対馬から飛行機でサクッと帰る手もある
対馬から博多港へ高速船を利用する場合、対馬発の最終便は13時発ですので、滞在時間がとても短くなります。
フェリーは時間がかかりますが、対馬発15時半くらい、博多港着が20時過ぎになります。片道4時間半の船旅です(これはこれでのんびり船旅で良きです)
対馬は空港があり、福岡空港と長崎空港と空路を結んでいます。どちらも片道30分程度。
なので、飛行機で夕方~最終便でサクッと福岡空港にワープ、も有りです。対馬空港は、厳原港から車で約25分の距離にあります。
壱岐・対馬での移動手段はレンタカーで
限られた滞在時間で島内を観光するのであれば、それぞれの島でレンタカーを予約するのが必須になります。徒歩で観光できるエリアはほとんどありません。 壱岐も対馬も観光シーズンになればホテル・レンタカーはすぐにキャパを超えてしまいますので、レンタカーは特に早めに抑えておきましょう。
また、観光費用についてはこちらの記事をご参照くださいね。
島旅の魅力とは
島旅は最近人気ですよね。だからこそ、観光地化していない素顔の島を巡る楽しさに目覚める人も多くなってきました。
対馬は特にアクセスが不便なところではありますが、その分人の密度が低くてそれも魅力の一つだと思います。心に余裕を持って、壱岐対馬ののんびりとした時間を味わいにきてくださいね。
まとめ
今日の記事は参考になったでしょうか?対馬観光のヒントになれば嬉しいです!
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