対馬への旅行は決めた!さて、どうまわればいい??に答えるためのまとめ記事です。
ここでは、対馬観光のための押さえておくべきことをご紹介しています。
おすすめスポットは、通年おすすめの場所、かつはじめての対馬旅行でも行きやすい場所を厳選しました。
対馬旅行の観光コース作りの参考にしてくださいね。
対馬の大きさを侮ってはいけない・・
対馬は、南北に細長く大きな島です。
日本の離島の中でも3番目に大きく、対馬を初めて訪れる人はその大きさと移動時間の長さに驚きます。
南北直線距離は82㎞と、大したことないように感じるのですが、対馬は岩盤が隆起して形成された「岩の島」なので、平坦な道はほとんどなく、細い山道(しかも高速道路はありません!)というイメージです。
対馬を車でノンストップで縦断すると、3時間かかります。
限られた滞在時間の中でいかに効率よくみていくか?が対馬観光を成功するためのポイントになってきます。
そのため対馬の地理に慣れてきた人には、エリアごとに観光地をまわる、というコースもアリです。
国境の上対馬エリア(上対馬町・上県町)
日本中で韓国釜山から一番近いエリア。街にはハングルや英語表記が溢れる国境エリアです。
比田勝港には毎日数百人の韓国観光客が上陸してきます。
観光スポットや宿泊施設、飲食店も揃っているため、対馬観光の拠点になり得ます。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
古代ロマンの中対馬エリア(峰町・豊玉町)
対馬の中部は、縄文・弥生遺跡が数多く存在するエリア。対馬で一番有名な神社や対馬一の宮もこのエリアにあります。
このエリアに島外から直接アクセスできるルートは存在しないため、北部もしくは南部から車で訪れます。
このエリアには飲食店・宿泊施設はほとんどない(民宿はあります)ため、観光拠点には難しいものの、足をのばして訪れたい場所がいくつかあります。
観光拠点におすすめ下対馬エリア(美津島町・厳原町)
対馬を訪れる方がまず最初に到着するのがこのエリア。対馬空港や対馬最大の港「厳原港」があります。
厳原港周辺は、かつて対馬宗家が築いた城下町の区画がそのまま活かされていて、飲食店・コンビニもありますし、宿泊施設も選べます。レンタカーを使わない観光も可能です。
初めて対馬を訪れる人は、このエリアを観光拠点にすることをおすすめします。
まずは入手しよう!「対馬まるわかりガイドマップ」
対馬に着いたら、大活躍まちがいなしの観光マップを入手しましょう。対馬やまねこが表紙を飾っている青い色のリーフレットです。
レンタカーを利用する人は、カーナビがあるので道に迷うことはないですが、大体の位置と所要時間やコースをアレンジするときに利用します。
ガイドマップを全て展開するととても大きいのですが、一目で全島地図と観光情報がわかるようになっています。裏面はお土産情報や飲食店情報も載っているため、とても便利です。
「対馬まるわかりガイドマップ」は、対馬空港や厳原港のリーフレット棚や宿泊施設・飲食店に置いてあります。大人気で慢性的に品薄なため、ガイドブックがないときは下の観光案内所で入手しましょう。
現地で相談するなら、観光案内所「ふれあい処対馬」
はじめて対馬を観光するときに強い味方になってくれるのが、厳原港から歩いて15分のところにある観光案内所「ふれあい処対馬」。
観光地のマップや食事処など、対馬観光に関するさまざまな情報が得られるので、対馬に着いたら早い段階で立ち寄ってみてくださいね。
初回でおさえておきたい対馬の名所
はじめての対馬旅行なら、ここは行っておいたほうがいいよ!というおすすめスポットをいくつかご紹介しますね。
対馬の主役は浅茅湾!
対馬といえば、対馬の中心にあるリアス式海岸が美しい浅茅(あそう)湾。
おだやかな内海は、昔から風待ちに使われたり、今でも養殖産業やアクティビティスポットになるなど国防や対馬の経済・産業を支えてきました。
対馬の観光スポットの約半数が浅茅湾に関連していると言えるほど、観光に密接につながっています。
初めての対馬は、浅茅湾をぜひ体感してくださいね!
烏帽子岳(えぼしだけ)展望所
浅茅湾を360度パノラマで望む展望所。浅茅湾の海岸線や島々が目の前に広がります。
2022年10月に放映されたNHK番組「ブラタモリ」対馬編で紹介されて一躍有名になったスポット。
烏帽子岳は標高180mの山ですが、頂上付近まで車で行けます。約150段の階段を登ると突如現れる絶景。タモリさん、あのお年でよく階段を登りました・・!
TVで対馬の映像が使われるのはここからの眺めがほとんど。
対馬に来たら是非訪れてほしいポイントですが、細く急な山道を5分ほど車で登るので、運転に慣れていない人にはハードルが高いでしょう。
アクセス(Googlemap)はこちら。
韓国展望台
対馬は「国境の島」と言われる通り、朝鮮半島からわずか50㎞しか離れていません。
韓国釜山から一番近い場所にある「韓国展望台」は、毎年たくさんの観光客が訪れる場所。
しかし、今はリニューアル工事中のため、立ち入りが禁止されています。
ちなみに、アクセス(Googlemap)はこちら。
ほかの場所でも韓国の島影や釜山のビル群が見えるポイントがありますので、こちらの記事でまとめています。
やまねこセンター(対馬野生動物保護センター)
対馬のアイドルと言えば「対馬ヤマネコ」。天然記念物の対馬ヤマネコが住む島です。対馬の道路標識には、「ヤマネコ注意」の標識がちらほら見られます。
野生の対馬ヤマネコはほとんど見かけないため、生の対馬ヤマネコを見てみたい猫好きさんがここに向かいます。
対馬空港から約1時間30分かかるため、そのあたりのエリアをいくつかピックアップしていくつか回ると良いです。
アクセス(Googlemap)はこちら。
三宇田浜
天然の砂浜が広がる「日本の白浜100選」に選ばれた景勝地。対馬の緑がかった青い海に癒されます。
BBQ広場や、公共温泉施設「なぎさの湯」が隣接していて、とっても便利。
夏休みは海水浴に家族連れでにぎわいます。
天気が良ければ、立ち寄りたいポイントです。
水がとても綺麗なので、真冬でも素足になりたくなります(笑)
知識としておさえておきたい人気の山
対馬の人気の観光スポットはたくさんあるのですが、対馬ファンの憧れの場所があります。
それが対馬の山です。
初回でここを訪れるためには強運と時間配分が必要になるため、2回目以降に計画しても良いかと思います。ここでは基礎的な知識としてご紹介しておきますね。
金田城(国の特別史跡)
対馬の一番人気のアクティビティであり歴史を感じる史跡といえば金田城(かなたのき)です。この金田城へはどのように行けば良いのか?また、果たして自分に行けるのか?気になりますよね。
金田城跡がある城山はそれほど高い山ではないので、往復4~5時間で登頂が可能です。季節に応じた服装と軽食・飲み物の準備があれば自分で行くことも可能です。詳しくは下の記事をご参照くださいね。
白嶽
対馬随一のパワースポット、白嶽。白く輝く岩肌をよじ登ると目の前に絶景が広がります。が、高所恐怖症の人には無理かもしれません。。
山頂付近は危険を伴うため、初めて登る方は地元のガイドに依頼しましょう。
往復に5時間ほど要しますので、昼食もしくは軽食・飲み物が必要です。
夏季を除く3シーズンがトレッキングに適しています。
穴場の観光スポットも
鉄板の観光スポットの他に、まだまだあります対馬の穴場観光スポット。近くに来たら立ち寄るのも良いでしょう。
対馬の神社は200以上
対馬は大陸と日本をつなぐ重要な拠点でした。だからこそ、航海の安全を祈る神社が数多く残されています。その数は200以上。対馬ならではの信仰が残る神社は訪れてみる価値はあります。
おすすめの神社をこちらでいくつか紹介しています。
対馬の温泉
対馬はそれぞれのエリアに温泉施設があります。帰りに立ち寄っても良いでしょう。
海のアクティビティ
対馬には釣り人がたくさん訪れる「釣りの聖地」。
その一方、大自然を満喫するためのアクティビティも最近は人気です。
夏シーズンになると、シーカヤックやSUPを申込む人が増えます。
その理由は、対馬の浅茅湾がとってもきれいで、まるで外国にきたかのような非日常を体験できるからではないでしょうか。
知り合いの方がずっとシーカヤック体験ツアーを運営しているので、記事にまとめてみました。
【対馬グルメ】対馬で何を食べたらいいの?
対馬には対馬独特の郷土料理がたくさんあるので、迷うほどです。しかし、飲食店のあるエリアは限られますので、対馬での食事はしっかり計画に入れておきましょう!
詳しくはこちらの記事にまとめています。
【対馬のお土産】何を買ったらいいの?
対馬は海も山も豊かなので、お土産の種類も豊富です。対馬ならではのお土産については、こちらの記事でまとめています。
地元スーパーが穴場です
対馬は市場がないため、地場産品は地元スーパーに揃っています。旅人も住民もみんなが使う「道の駅」状態です。対馬のスーパーに立ち寄ってみるのも楽しいですよ!
【観光シーズン】対馬にいつ行ったらいいの?
対馬の観光地は実はたくさんあるので、何を見たいか?であなたにとってのベストシーズンがきまります。
対馬の季節ごとのご紹介はこちらの記事でまとめています。
まとめ
今日の記事は参考になったでしょうか?対馬観光のヒントになれば嬉しいです!
当宿泊施設「ひのき山荘対馬」は、「友達の別荘に来たかのような気楽さ」を味わえる一棟貸切型コテージです。島旅を対馬で満喫したい方にぴったりのお宿ですので、ぜひご検討くださいね!
ひのき山荘対馬について知りたい方はこちらへ。
また、管理人せりにゃんは対馬観光ガイドも受付中です。
大人気の対馬オーダーメイド観光についてはこちら。
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