
対馬は、韓国から最短で50kmほどしか離れていないため、韓国を目視で見られる唯一の日本領土になります。まさに国境の島ですね!
しかし、実は2023年1月4日から約1年もの間、展望台リニューアル工事のため韓国展望台への立ち入りが禁止になります。
でも、対馬から韓国を見たい!と願う人のために、韓国展望台以外の韓国展望スポットをご紹介しますね。
ちなみに、一番韓国に近い対馬のスポットは韓国展望台になります。韓国展望台でも、韓国が見えない場合があるのですが、今回ご紹介するポイントは韓国からより遠くなるため、天候条件によっては目視で確認できない場合もあります。
異国の見える丘展望台
厳原港から車で90分ほどのところにある韓国目視スポット。途中の案内板はほとんどないので、初めて対馬を訪れる人にはハードルが高いかもしれません。
駐車場から歩いてすぐ展望台がありますので徒歩移動はほとんどありません。韓国展望台よりも韓国は遠くなりますが、気象条件が良ければ十分釜山の街並みが見えます。夜は釜山であがった花火が見えるほど。ただし強風が吹きやすいので帽子や傘など飛ばされないように注意する必要があります。
千俵薪山
異国の見える丘展望台のすぐ後ろの山が千俵蒔山です。厳原港から車で100分ほど。標高があるため、展望台よりは韓国が見えやすいでしょう。ただし、千俵蒔山までの山道はとても細く、対向車が来た時の離合が難しいので、車の運転に慣れない人にはおすすめしません。
車で風力発電の風車があるところまで進んだら、徒歩で西側を目指します。
棹崎公園
厳原港から車で90分ほど。対馬野生動物保護センター(通称:やまねこセンター)の手前の歩道から数分登ると、棹崎公園になります。棹崎公園には砲台跡や灯台がありますが、海が見える方向から韓国の島影が見えます。
烏帽子岳展望台
厳原港から約60分、和多都美神社のすぐ裏の山「烏帽子岳」に展望台があり、対馬の浅茅湾が眼下に見えます。展望台までは階段で百段以上登る必要がありますが、天気の良い日はその体力を使っても進む価値は十分にあります。気象条件が良いと韓国の島影が見えますが、ここからは釜山の街は見えない角度になります。ここではさらに、壱岐や世界遺産の一つ「沖ノ島」が見えるときがあります。
上見坂展望台
厳原港から車で約30分、上見坂公園の展望台から正面に浅茅湾と、その奥西側に韓国の島影が見える時があります。ここからは普段は対馬の霊峰「白嶽」や浅茅湾の眺めを楽しむところですが、一度だけ釜山の街並みが見えました。
小茂田浜海浜公園
厳原港から車で約30分、元寇の合戦地になった小茂田浜から韓国の島影が見えます。
展望台は特になく、地平線の向こうに島影が見える程度ですので釜山の街並みは期待できませんが、アクセスが他より楽ですので、小茂田浜神社に立ち寄った際にすぐ横の海辺を歩いてみるのがちょうどよいと思います。
まとめ
対馬は韓国が見える・・と聞けば、絶対見たい!!と期待してしまうものですが、気象条件が良くないと霞んで見えない場合も多いんです・・。運よく見えたら「ラッキー!」と思って期待値を下げて向かいましょう(笑)
ちなみに、ひのき山荘対馬からのオーシャンビューは東側を向いているので韓国は見えませんが、条件が良いと壱岐が見えます。
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